つどい場げんごろうのお花見に行ってきました✿

　4月5日の土曜日、またまた大阪府八尾市のつどい場げんごろうさんへお邪魔してきました！

　この日はお花見で、八尾市の顕証寺というお寺に行ってきました！

　天候が心配でしたが、何とか雨も止んで少し満開を過ぎた桜がはらはらと舞い散っておりまた、これも風情があるなぁ～という感じでした。でも、とっても寒かったので、お寺の方のご厚意でお寺に隣接する建物を貸して下さり、ぬくぬくとお花見が出来ました。

　この日は、私も含め総勢9名でお弁当やおやつを囲みながら、自己紹介やら自分の思い等を語っておられました。

　皆さん、本当に色々苦労なされて大変そうですが、大変さを感じさせない明るさ、強さ、温かさを持っておられ、なんだかこっちが癒されます。

　皆さんの思いなどを伺っていると、改めて「介護」について考えさせられます。施設のこと、介護職員のこと、ケアマネジャーさんのこと、お金のこと、ご近所さんのこと・・・

　皆さん、特別養護老人ホームって特別にいいとこ！って思っていた。とか、職員さんの言葉かけ一つでこちらの気持ちも変わる。とか、（あ、いつでもやたらと元気いっぱいに声を掛けられ過ぎるのもＮＧっていう意見も有りました。家族は疲れ切っているのに、ハイテンションで来られると、それに付き合うのもしんどいとの事。心しておかなければ・・・）

　お金の問題も結構深刻で、比較的早くに親が倒れたり、夫が倒れたりすると、たちまちお金に困った！という話も多く聞かれました。働こうと思うと入所してもらわないといけない。でも入所も順番がなかなか回ってこない。ショートステイも胃ろうなど医療行為があると受け入れが難しい。お金がないと、在宅介護は大変！と・・・

　また、夫が倒れてしまい、今までずっと夫が金銭管理をしていたので、預金を下ろそうと思っても暗証番号も分からず、免許がないから顔写真入りの身分証明証もなく手続きがとても困った。という方もおられました。（なので、この方はお子さんには預金通帳や保険証券の在り処や暗証番号を伝えたそうです）

　介護とはちょっと違いますが、実の娘との折り合いが悪い・・・とおっしゃる女性の方もいらっしゃいました。ここに社会が抱えている介護問題や高齢者問題が詰まっているなぁ・・・って思いながら聴いていました。

　皆さんさまざまな思いを持たれながら、でも、こうしてつどい、おしゃべりしてまた帰って頑張って介護をされる。そして、また何かあれば話を聞いてくれる場所があり、仲間がいる。話をしたからってたちまちすごく介護が楽になるわけではありませんが、心の拠り所があるだけですごく楽になるのだと思います

　つどい場ぬっくも、少しでも皆さんの心の拠り所になれらいいなぁ・・・って思います。

　花見が終わった後、つどい場げんごろうの主催者の伊藤さん（ピンクの服の写真の方）が、取材を受けていました。取材をされておられる方もまた、ご両親の介護をされておられる方で、時々げんごろうに来られる方だそうで、中央法規という出版社から出されているケアマネジャーという雑誌の担当で、どうしてもケアマネジャーさんに介護家族の声を届けたくて、記事の連載をお願いして通ったそうで、6月号から連載されるそうです。げんごろうに来ておられる介護家族の記事を載せるにあたって、その片隅につどい場げんごろうや伊藤さんの事も載るそうです。何月号になるのかはまだ分からないそうですが、記事が載るときは連絡が来るので、是非購入したいと思っています。

　その後、伊藤さんと居酒屋で食べてしゃべって・・・めっちゃ楽しかった！あっという間に時間が過ぎて気付けば閉店時間の夜12時！でも、しゃべり足らず、駐車場でまた1時間近くしゃべり、深夜1時！！！そこから私は娘の軽四で（娘が友達と旅行に行くので車を貸してほしいというので交換したのです）岡山まで帰ってきました。

　でも、本当に楽しかったので興奮していたのか、眠気もなく元気に帰ってきました。

　また、ぜひお邪魔したいと思っています。介護の熱ーい話しましょう！そして、西宮のつどい場さくらちゃんにも是非行きたいです。

　ちなみに伊藤さんが居酒屋で私の写真を撮ってつどい場さくらちゃんのまるちゃん（丸岡多恵子さん）に写メを送っていました・・・(^_^;)いやぁ・・・顔はＮＧですよ！（でも、実物をみて驚くより先に顔を見ておく方がまだいいか？）