昨日、研修会に行ってきました。

 昨日、吉備医師会と岡山県介護支援専門員協会総社支部合同の研修会に職員全員で参加しました。

 「多死社会でその人らしく死んでゆくためには」という講演の後、看取りについて考えるグループワークがありました。

 在宅で最期を迎えたいと思っていてもなかなか現実には難しい問題がたくさんある。という意見や、たとえターミナル期になってモルヒネ等を使っていても、ショートステイやデイサービスで受け入れてもらえればもっともっと在宅での生活が出来るのでは?という意見などありました。

 共生型デイサービスの本場富山県では、デイサービスで看取りを希望される方には最期までデイサービスで過ごされ看取りまでされておられます。身よりのない方には、デイサービスのみんなでお葬式とまではいかないけれどお別れ会の様なものまでされておられます。

 一人ぼっちで亡くなるより、そっちの方が絶対にご本人も幸せな最期を迎えられると思います。

 そこまではなかなか難しいのかも知れませんが、私自身はそこまでやっても良いと思っています。(もちろんご自宅でご家族に囲まれながら最期を迎えることが出来るのが理想ですが・・・)


 胃ろうや経管栄養などの処置も賛否両論あります。必要な場合ももちろんもう要らないんじゃないの?と思う場合もあると思います。ご本人の意向、ご家族の意向、ご家族の協力体制、経済力もかかってくると思うし、いろいろ考えさせられました。